2014年12月のこびん

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<第0750号 2014年12月28日(日)>

       唯一無二

         信じてください
         あなた自身を
         
         歩んでください
         あなた自身と
         
         伝えてください
         あなた自身へ
         
         学んでください
         あなた自身に
         
         守ってください
         あなた自身で
         
         生きてください
         あなた自身が


   * 挿一輪 *

 あなた自身があっての、
 「あなた」
 
 だから、
 「あなた」
 を守るのは、どんな時にでもあなた自身。
 
 大切にしてあげてくださいね、あなた自身を。
 
 生まれてから、帰るまでの、
 唯一無二の付き合いですから。


<第0749号 2014年12月21日(日)>

       あたたかなもの

         あたたかなものは
         あしもとの
         ひだまり
         
         あたたかなものは
         あなたの
         えがお
         
         あたたかなものは
         たしかな
         やくそく
         
         あたたかなものは
         まっすぐな
         いのち


   * 挿一輪 *

 どんな寒い冬の日でも、
 あたたかなものがあれば
 みんなで、
 あたたまれます。
 
 そう、
 いちばんあたたかなものは、
 きっと、
 あなた自身です。


<第0748号 2014年12月14日(日)>

       いのち

         いのち
         の
         ふしぎなところは
         
         いのち
         を
         うめること
         
         いのち
         が
         きえても
         
         いのち
         は
         わけへだてなく
         
         いのち
         の
         てわたし
         
         いのち
         に
         ひきつがれる
         
         いのち
         と
         いのち


   * 挿一輪 *

 日常の生活のなかでは、様々なことが起こります。
 
 ひとつのことに表裏があるように、
 考え方の相違から生き方のスタイルが多様化します。
 
 一見、心地よく感じることでも、
 実はとても大きな危険を含んでいることもあります。
 
 人は大きな流れに流されているとエネルギーを使わずに済むので、
 どうしても怠けがちになります。
 
 判断が難しいときはどうすればいいのでしょうか。
 二者択一を迫られたときに思い出してほしいのが次のことばです。
 
 いのちを伝えるために、いのちはうまれます。
 
 この原則に照らして判断をすれば、
 いのちは高い確率で次のいのちに引き継げられます。
 
 長い長いいのちの連鎖の一員。
 
 伝えられたいのちは、途切れることなく、
 つぎにしっかりと伝えたいものです。
 
 それこそが、
 生まれたときにいただいたたったひとつの伝言の真実です。


<第0747号 2014年12月7日(日)>

       モノクロ

         空も
         大地も
         グレー一色になって
         もうすぐ
         雨が来る
         
         こころも
         からだも
         グレー一色になって
         もうすぐ
         涙が来る
         
         どこか遠く
         光と原色にあふれた
         そんな国へ
         一足飛びに
         行きたいけれど
         
         折ったばかりの
         真っ白な紙飛行機は
         漆黒の犬が
         くわえていってしまった


   * 挿一輪 *

 色彩がないと物足りないですか。
 それとも逆に新鮮に感じますか。
 
 街は色彩にあふれています。
 目が色彩の洪水に慣れてしまっていると、
 モノクロの景色は異質に見えます。
 
 たいていは冬の一景色のように単調ですが、
 時には不思議と落ち着きを感じます。
 
 色彩のあふれる世界は、
 意外とストレスになっているのかもしれません。
 
 たまにはモノクロの写真を見たり、
 水墨画の世界を見るのもいいかもしれませんね。




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