| ＜第0863号 2017年2月26日（日）＞ キャンバス そらいろの め と だいちいろの あし と かぜいろの ゆび を あなたに あげたなら どんな え を あなたに えがくのだろう  ＊ 挿一輪 ＊ 絵を描くキャンバス。 まっしろななにも描かれていない空間。 絵の具と筆と描くあなたと。 たったそれだけのもので無限の選択ができます。 好きなこと、やりたいこと、思っているだけではもったいない。 さあ、はじめましょうか。 ちょうどいい時、もうすぐ、は・る。 ＜第0862号 2017年2月19日（日）＞ のぼる すこし みちを まげるだけで ゆったりと のぼってゆける すこし みちを とおまわりして わらいながら のぼってゆける すこし みちを くふうして わたしのあしで のぼってゆける  ＊ 挿一輪 ＊ 直線で昇るのが急勾配でも、スロープの曲線にすれば楽に昇れます。 まっすぐは気持ち良いし、潔いし、力強いのは確かです。 でも、自分の力で昇り続けられないこともあります。 始点と終点は決まっています。 費やす時間はそれぞれですが、 ゆっくり・無理なく・工夫して、も歩き方のひとつではないでしょうか。 比べることなく、自分のペースで昇る道を選んでください。 ずっと先のことばかり思っていないで、 いま、包まれる景色を楽しみ、歩んでゆきましょう。 ＜第0861号 2017年2月12日（日）＞ いりぐち いりぐちは どこ あなたと せなかあわせ いりぐちは どこ あなたの だいすきなこと いりぐちは どこ あなたに よりそういき いりぐちは どこ おもいきって はいってごらん  ＊ 挿一輪 ＊ 世界は広いですね。 でも、広すぎてとまどってしまう、わけではありません、日常では。 見ていないだけ、気がついていないだけ、です。 身近のところで、さて、入り口を見つけてみませんか。 ＜第0860号 2017年2月5日（日）＞ はる よ はる よ と よびつづけるより わたし いっぽ まえに はる に ちかづいているのか はる と はなれてしまうのか それでも はる よ と よびつづけるより あなた いっぽ まえに  ＊ 挿一輪 ＊ 呼んでみて、来るものはなんですか。 呼んでみて、来ないものはなんですか。 来るものは、待ちましょう。 来ないものは、こちらから歩きましょう。 春は、待っていても来るものかもしれません。 でも、春にむかって一歩でも踏み出してゆく。 気持ちでしょうか。 決意でしょうか。 あなたは、いつでも、一歩を踏み出せます。 |
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