2018年2月のこびん

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<第0915号 2018年2月25日(日)>

       さがしもの

         どこに ゆくの
         どこに さがしにゆくの
         
         ぼくは ここにいるよ
           きみのまえにいるよ
         
         みんな みてゆくけど
           めがあっているけど
         
         ぼくが ここにいること
           わかっていないよ
         
         どこに ゆくの
         いつ もどってくるの

         

   * 挿一輪 *

 目の前にあるのに探し物が見つからないことありませんか?
 
 思いつめていると、慌てていると、身近にはないと思い込むと。
 
 いったいいつまで気がつかないのでしょうか?
 
 こんなに近くであなたを見つめているのに。


<第0914号 2018年2月18日(日)>

       みあげてごらん

         かぜ ふいて
           かぜ ふいてふいて
         
         とがったくも そぎおとされ
         しろいとり むれ むれ むれ
         
         どこかほこらしげに
           どこかさみしげに
         
         あおいそらのフライパン
         ヨードらん めだまやき ジュッ
         
         どこまで グラデュエーション
           ぐるっと ぐるり ぐるり
         
         たっている わ・た・し
           ほ・ら たったひとり

         

   * 挿一輪 *

 立ち止まって見上げてごらん、空を。
 
 歩きながらふと気がついたら、あなたは幸運です。
 
 雲があっても、なんにもなくても、いつもこうして。
 
 生きているあなたの上には、空があります。


<第0913号 2018年2月11日(日)>

       だれに

         あなたの
         たいせつな
         あのひとに
         
         あなたの
         きめた
         ひとりのひとに
         
         あなたの
         うたを
         まっすぐに
         
         あなたの
         こえで
         つたえる

         

   * 挿一輪 *

 笑顔はすてきです。
 青空のようにどこまでも広がってゆく気がします。
 
 そこには境はありません。
 まるで光のようにわだかまりを溶かしてゆきます。
 
 人は光でできているわけではありません。
 けれど光の体験ができます。
 
 それが笑顔だと、わたしは思います。


<第0912号 2018年2月4日(日)>

       えがお

         あなたは
         ひかりで
         できている
         
         りんかくは
         もう
         いらない

         

   * 挿一輪 *

 笑顔はすてきです。
 青空のようにどこまでも広がってゆく気がします。
 
 そこには境はありません。
 まるで光のようにわだかまりを溶かしてゆきます。
 
 人は光でできているわけではありません。
 けれど光の体験ができます。
 
 それが笑顔だと、わたしは思います。






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