<第0924号 2018年4月29日(日)> パズル ジグソーパズルの ワンピース ひとつひとつは みてもわからない しこうさくごで ならべてみると すてきなえがらが かんせいしてゆく きょうというひは あなたというなの ジグソーパズルの ワンピース なくさぬように だいじにならべて あなただけのえが できてゆく * 挿一輪 * ジグソーパズルのピースは、 ひとつひとつでは何を表しているのかわかりません。 並べてゆくとひとつの絵になる。 そこで初めてピースの役割がわかってきます。 今日という日は、あなたというジグソーパズルのワンピース。 ひとつひとつ大切に並べてゆけば、 あなたというオリジナルの絵が完成することでしょう。 <第0923号 2018年4月22日(日)> まど わたしは まど ひとつの まど めも くちも みみも ても むねも えがおも なみだも さけびも わたしは まど きょうは どんなであい * 挿一輪 * 自分自身は外に向けての小さな窓をもっています。 閉じこもった自分を外に開放する窓。 外からの風を自分のなかに入れる窓。 朝、そんな窓を開けると、空気の入れ替えができ、 新鮮な一日をはじめることができます。 さあ、今日はどんな一日になるのでしょうか。 <第0922号 2018年4月15日(日)> ハート ハートの かたち じっと みつめる みつめる わたしも いつしか ハート いつだって だれだって ひとつ もっている シンクロ ハート * 挿一輪 * ハートの形に出会うと、なぜかうれしくなります。 自分で作らなくても、身近でハートの形は見つかるものです。 きっと、だれもがハートを持っていて、その形に共鳴するのでしょう。 毎日、ひとつずつでも、ハートに出会うのを、楽しみたいですね。 <第0921号 2018年4月8日(日)> ギフト それは ことばがかかれた いっつうのてがみかもしれない それは うすももいろの かほるかぜかもしれない それは まんめんのえみの たんぽぽのしべかもしれない うけとって だきしめて あたたまったなら そらをみあげて ポストをさがそう わたしのできる おくりものをだすために * 挿一輪 * 「gifts」という写真集があります。 贈られたものを写真に撮っただけの不思議な写真集です。 写真に撮られているのは、形のある贈りものですが、 そのほかに、わたしたちは、 形のない贈りものももらっているのではないでしょうか。 その贈りものに、もし気がついたなら、 いつか、だれかに、自分の手でそっと贈ってあげられればすてきですね。 <第0920号 2018年4月1日(日)> わたしに ふっと めがとまったら たちどまる ふっと きになったら いってみる ふっと おもいついたら やってみる だれか しらないけれど わたしに こえをかけたのだから * 挿一輪 * 何か、きっかけがあるはずです。 どんなに、ささやかな行動でも。 もしかしたら、 無意識な行動の多くが、見知らぬ何かからの働きかけかもしれません。 見逃してしまったり、通り過ぎたりしても、何も起こりません。 けれど、 その何かを確かめてみることで、わかることがあるかもしれません。 ふっと。 ほら、耳をかたむけてみませんか。 |
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