<第1163号 2022年11月27日(日)> みつめる ここに なにがあるかを みている ただただ まっすぐ みつめている りゆうは じぶんでも わからない なにかがつたえる みつめろ と めをはなすな と わたしは め わたしのなかの ひかりをさがす * 挿一輪 * 目は光を探します。 闇のなかから、光を探します。 光とはなんでしょうか、そして、闇とは。 なぜ、探そうとするのでしょうか。 光になにかを求めているのでしょうか。 目の先にあるもの、目の後ろにあるもの、探せますか。 <第1162号 2022年11月20日(日)> つちかう そだててみよう ちがう そだつのをみてみよう あきのあおぞらは あおいおおきなひとみ みつめられると おもわずうつむいてしまう あしもとにあつまるどんぐり あるくとはじけるおと だいちはみのりでいっぱい そだてている ちがう そだてられている からだにみちたもの かたちをかえたねんりん じかんはそれぞれのなかで はじまりおわる もうすこしかもしれない それよりすこしながいかも それよりすこしやさしいかも * 挿一輪 * 生きていることは、自分で自分を育てること。 でも、決して、自分ひとりでは育たないので、だれかの力が必要です。 考えてみると、育てられることのほうが、圧倒的に多いです。 育てられることで、育つ自分を確かめられるのかもしれません。 <第1161号 2022年11月13日(日)> まよう まようことは であうこと みえぬさきは であうみち いそぐことはない あせることもない なっとくするまで まようのがいい はじめてのみちが たしかなみちに けものみちが ひらけたみちに * 挿一輪 * 道に迷うと、あせります。 でも、迷ったときに限って、新たな発見があります。 生きる糧は、迷いのなかにみつかる確率が高いのです。 <第1160号 2022年11月6日(日)> たずねる わたしにあえたなら きっといいことがある だれもがそうおもって たずねてくるけれど だれもがとても いいかおしているじゃないか わたしにあいたいと おもったしゅんかんから わたしをたずねようと あるきはじめたときから もういいことははじまっている もうだいじょうぶ このであいをもってかえって あなたじしんをいきておくれ * 挿一輪 * しあわせは自分のところにあるのに気がつかない、「青い鳥」です。 でも、しあわせの場所をたずねなければ、結局気がつかない。 無駄なようですが、遠回りには、いいことがあります。 新しい出会いが、見つかるからです。 それはかならず糧になる、と、わたしは信じます。 たずねること、それ自体がしあわせへの第一歩です。 |
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