初めての街それはたしか
初めての道それもたしか
ここまでは来た標識通り
目の前の分かれ道
右に行くのか左に行くのか
迷いながら探しながら
考えながら振り向きながら
行く道はどちらだろう
いやもう一つあるはずだ
しばらくここにたたずむこと
前に進めで反発する
戻れと言われて反発する
右がいいのか左が好きかと
問いのかたちで投げ出される
ほらリフレインリフレイン
なぜここに来たのだろう
この岐路を前にしているのだろう
知らないふりして鏡をのぞく
だれかさんが選んできた道
だれかさんが抱きしめた道
流れる時間は拾いもの
どちらと尋ねるのも聞きなれた声
そういえば右も左も魅力的
迷うのが痛痒くなってきた
期間限定の選択パズル
