紫陽花 変わるのだろうか わたしは 紫陽花の色のように 生まれたときの水に その色を染められ 静かに花を咲かせ 雨に打たれようとも 風に吹かれようとも 秘められた道を 迷いながら でも確かめながら 歩み続ける わたしはいつまでも わたしだから たとえ色が変わろうと ただまっすぐに 見つめるしかない 耳をかたむけるしかない 紫陽花の色のように わたしは 変わることができない だからこんなにも 紫陽花にあこがれる |
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