波 強い風に乗り 大きな翼が サーフィンをする 巻き雲の波に乗り 連なった波に乗り いつまでも 飽きることなく 僕たちも風に乗れるか 透明な翼を震わせ 成層圏に続く青い湾で どこまでいけるだろう いつまでいけるだろう 休むことはもうできない ただただ波に乗り いまを生きよう いまを忘れるほど このいまを生きよう もしも 忘れることができるなら ここが宇宙の片隅の 小さな惑星の上 ということが もしも 忘れることができるなら 突然消えた君と もう二度と話せない ということが |
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