気配 感じる なにものかを 探る 見えないものを そこに なにがあるかは分からない ただ なにかがあるかは確か もしかしたら 誰もが感じないもの もしかしたら 時と場所によっては感じないもの でも いまだけは寄り添って いる そばを通り過ぎるだけでも いいのではないか 自分だけ感じれば いいのではないか なのに ことばにして絵にして ただ呼びたいから ささやかな 物語にしたいから 形にする愚 いずれにしても すぐに消えてしまう 淡雪のような 気配 |
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